和歌山市議会 2020-09-18 09月18日-05号
近年、ため池の下流域が宅地化され、農業用水路に沿って生活道路が形成されたことにより、道路浸水、農地の湛水被害が生じています。農地の湛水被害を軽減すべく、和歌山平野農地防災事業の採択を受け、国営事業による水路改修、排水機場の整備、さらにため池改修加速化計画に基づき、県と市において、ため池改修を順次進めております。
近年、ため池の下流域が宅地化され、農業用水路に沿って生活道路が形成されたことにより、道路浸水、農地の湛水被害が生じています。農地の湛水被害を軽減すべく、和歌山平野農地防災事業の採択を受け、国営事業による水路改修、排水機場の整備、さらにため池改修加速化計画に基づき、県と市において、ため池改修を順次進めております。
また、農地等の湛水被害を軽減するために、国が平成40年度完了を目標に実施している国営総合農地防災事業により水路改修などが行われる予定になっており、市としても地元協議などに協力しながら進めています。 次に、2点目ですが、地震や豪雨時の危険ため池の改修計画はどうなっているのか、また、改修計画に入っていないものはどれくらいあり、その対策はどうかとの御質問です。
その施設については、農業の生産力を支え、地域農業の発展に不可欠である生産輸送の役割を担うとともに、農業用水を安定的に供給し、湛水被害の防止など多面的な機能を持った公共施設であることから、常時良好な状態に保つことを目的に、生活関連予算により維持管理を行っております。
特に、今年度から農水省所管の国営総合農地防災事業が実施されることから、幹線用排水路などの画期的な改良、改修がなされ、排水機能が向上し、内水・湛水被害が大幅に軽減されることになります。 今後、市と県、国が力を合わせて、農業振興に向けた適切な基盤整備を進めてまいります。 次に、本市で被害のおそれのあるため池の件数と今後の対応はどうですかとの御質問でございます。